教室づくりのヒント

自宅でレッスンする際には教室を整えてから募集をかけましょう。

印象がいい教室を作る

自宅を音楽教室にする際にはレッスン室だけでなく玄関やトイレ、場合によってはリビングを整える必要があります。また、低年齢向けのレッスンを行う場合には安全面に気をつかうことで保護者からの信頼を得ることができます。一般的な音楽教室では中学生くらいまでの子供の生徒さんがいるため子供が通うことを前提に4つのポイントにまとめました。

ポイント1.部屋の色

レッスンをしていない時にはピアノの部屋に色々なものが置いてある方もいらっしゃいますが、カラフルな色で楽しそうなものが置いてある部屋に入るとテンションが上がって落ち着かなくなってしまう子供もいます。楽しい低年齢の子供向け教室は楽しく通っていただくのが効果的なので見た目は良いのですが、物が低い位置にあると触りたくなってしまいます。一度何かを触り始めてしまったらレッスンにはなりません。「その時間を楽しんでもらう」ということには成功ですがレッスンにならない時間が多いと親はレッスン料を払う気がなくなってしまうでしょう。なるべく物は手の届かない場所に置きましょう。

低年齢を見るつもりがない場合は物が多くても色を統一するだけでまとまりのある部屋になります。ピアノ教室は多くの方がレッスン室に入りますので、神経質な方もいらっしゃいます。清潔でシンプルなレッスン室は多くの人に安心感を与えます。真っ白な部屋は汚れが目立ちますし、濃い色は集中力を欠いてしまいますので淡い色で統一するのが効果的です。

ポイント2.ピアノ椅子以外にも椅子を最低2つ用意する。

ピアノ部屋には必ずピアノ椅子がありますが、レッスンを行う場合にはピアノ椅子は生徒さんが座ります。自分の椅子と、保護者にレッスンが見たいと言われたときに鍵盤が見える位置に座っていただける保護者用の椅子を用意しましょう。自分の椅子はピアノ椅子にしておくと連弾をするときに便利です。生徒さんが一人で華やかな曲を弾くレベルまでいく前に発表会になってしまうときには連弾という手もありますので大きすぎる椅子よりは使える椅子をおすすめします。


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ポイント3.安全面を配慮する

低年齢層の通う教室を作る場合に重視したいのは安全面です。レッスン室のドアに指はさみ防止のカバーをつける、机や棚の角にコーナーカバーをつけるといった工夫で事故が防げます。安全対策を行っていない教室もありますが、低年齢の子供の指は柔らかく、最悪切断という危険性もありますので何かある前に対策しておくことは教室のアピールポイントになります。


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ポイント4.玄関やトイレをチェックする

音楽教室で生徒さんが入るのはレッスン室だけではありません、玄関やトイレは必ず生徒さんが通る場所です。音楽教室に通う生徒さんや子供の保護者のほとんどは女性です。  女性は見た目やイメージに非常にシビアですので、トイレや玄関を入った先などが汚れていたり雑然としているとそれだけで先生の見る目が厳しくなってしまいます。清潔なトイレや玄関を心がけ、匂いにも気を使うようにしましょう。逆に少しやわらかいイメージのオシャレ小物やフレグランスなどを取り入れて素敵な教室の印象を持ってもらえたら大成功です。

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